物権行為の独自性の肯否 | 論証・判例

物権行為の独自性の肯否

民法176条の「意思表示」は、債権契約とは別に物権変動のみを目的とする意思表示を要求する意味か?
               ↓
「意思表示」とは債権を生じる意思表示で足り、特約がない限り契約成立と同時に債権関係の発生と物権変動が生じる(判例)
 ∵ 176条は物権変動につき何らの形式も要求していない→物権行為の独自性を認めない趣旨





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物権行為の無因性の肯否 | 論証

物権行為の無因性の肯否

物権契約の特約を結んだ場合、債権行為の無効に影響されることなく存続するのか?
物権行為の無因性は認められるか?
               ↓
原則として有因→債権行為が無効であれば、物権行為も無効となる
∵ 無因的であることを示す規定はなく、一般的な取引観念から判断すべき
           しかし、↓
当事者が物権変動の効果を債権契約から切断する特約を結んだ場合は無因となる
 ∵ 私的自治の原則



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posted by 一徹 at 10:45 | Comment(0) | 民法 物権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

物権変動の時期 | 論証・判例

物権変動の時期

所有権はいつ移転するのか
               ↓
別段の特約がない限り契約の効力発生時に物権変動が生ずる(判例)
 ∵@物権変動に関する意思主義(民法176条)と合致する
  A事後に法律関係が明確となり法的安定性に資する
           ただし ↓
直ちに物権変動の効力を生じさせるにつき障害がある場合
→ その障害が除去された時に物権変動が生じる(判例)
               ↓
 具体的には
  不特定物売買    → 特定時
  他人物売買     → 売主が目的物の処分権を取得したとき
  第三者のための契約 → 第三者が受益の意思表示をしたとき




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posted by 一徹 at 18:53 | Comment(0) | 民法 物権 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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